うめあるき

梅子の宝塚暮らしとお散歩

 「未来少年コナン」大人だからこそ刺さるモンスリーの言葉

 「未来少年コナン」デジタルリマスター版の放送がNHK総合でスタートしました!

子供の頃に見ていた私は久しぶりの再会を楽しみにしていました。

なにしろ宮崎駿演出の魅力を凝縮したようなアニメ。

何度見ても新しい発見がある作品です。

 

 でも今回は特に特殊な状況下で見るコナン。

「緊急事態宣言」がどうやら伸びそうな予感の中、誰もが不安な気持ちで見ていることでしょう。

1978年の放送当時は小学生だった私。

当時はもちろん楽しめましたが、今考えるとそこに描かれている深いテーマは理解できていなかったなと思います。

戦争、環境破壊や国のあり方。

仰々しく語られてはいないものの舞台の背景には現代の私たちにも重いテーマでした。

 

今回改めて心に響いたのは、第1話の中で残され島のおじいの小屋にラナを探しにモンスリーが言った言葉。

 

おじい「お前たちはまだこんな事をやっているのか!銃などを振りまわしおって。お前たちはあの大変動に何も学ばなかったのだな?」

兵士「何?このジジイ!」

おじい「その考え方が世界を滅ぼしたんだ!それがわからんのか!」

モンスリー「何を言うの?戦争を引き起こしたのは、あの時大人だったあなたたちじゃないの!」

おじい「・・・。」

モンスリー「私たちはまだ子供だったわ!子供が生き残るためにどんな苦しい思いをしたか!あんたにわかる?戦争を引き起こして野蛮人に成り下がった無責任な大人のくせに、あんたに偉そうな事を言う資格はどこにもないわ!」

 

当時は子どもなのでモンスリーの側からの視点で見ていましたが、今回はオジイ目線。

子どもを生み育てた今見たときに、自分がおじいの視点で見ていた自分にもびっくりでしたが、モンスリーの言葉が胸に刺さりました。

この今の社会を作っている大人として。

 

まだ戦争こそ起こしてはいませんが、奇しくも5月3日は憲法記念日。

「非常事態宣言」と言う特殊な状況下ですが、これから先戦争を引き起こす野蛮人に成り下がるわけにはいかないと大人になった私に釘をさされたような気がしました。

 

 

 

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