関西にも桜の季節がきました。
待っているとなかなか来なくて、今か今かと待ち焦がれる桜の開花。
でも、咲きだすとあっという間に花の時期が終わってしまう、本当に気忙しい花です。
花の開花時期を予測してスケジュール帳とにらめっこしたり、お花見の計画を立てたりと、桜の開花の進捗具合に右往左往するわたしたち日本人。
桜の木にはどんな風に見えるんでしょうね。
でも、それくらい日本人にとっては大切なこと。
宝塚市内には桜の木が多いけど、ここ“花の道”の桜は格別です。
震災の前に比べると桜の木の数は減ったように思いますが、それでもこの日はまっすぐ歩けないほどの人の多さでした。
やっぱりここは乙女の聖地。
“花の道”の桜にこだわる乙女ごころの持ち主が多いようですね。
もしかしたら一年で一番賑やかなのかもしれないな。
春の日差しの中の桜はやっぱり魅力的!
夜桜も好きだけど、春の明るい日差しとやわらかい風に揺れる桜も好きです。
薄桃色の花びらが日の光に透けて、風に揺れている姿は儚げで可憐な乙女のよう。
桜はその土地土地でそれぞれ魅力的だけど、宝塚の“花の道”はそんな桜です。
マグノリアも負けじと花を咲かせていました。
好きな花です。
桜以外にも四季折々のいろいろな種類の花が、歩く人を楽しませてくれています。
スミレの花に散る桜。
“花の道”にぴったりな風景。
この時期はユキヤナギも見ごろで、桜とのコーデは白とピンク。
やさしい配色に心いやされます。
ちょうど宝塚大劇場の前にある桜の木が満開で、風が吹くたびに桜吹雪がひらひらと舞い上がっていました。
周りの人たちが思わず「ワッ!」と歓声を上げるほど美しくて、時間が一瞬止まったような神々しい瞬間に見えました。
ひらひらと桜が散ると心が騒めくのは何故でしょう?
オスカルとアンドレも桜を楽しんでいるみたい。
小林一三先生も、桜を眺めながら気持ちよさそうです。
春爛漫。
こうしてここに居ることも、美しい桜を見られたことも、全てに感謝したい気持ちになります。
そして、また来年も美しい桜を見られますように。